マンション集合住宅(実績多数)

*具体例 (昭島市)

物件概要:平成11年/鉄筋コンクリート造/総戸数500戸

平成26年8月

○○○ 外壁タイル剥離問題に関して、以下の事実を基に検証することにより当協会としての見解を報告いたします。

別添【外壁タイル剥離問題の技術的検証】の中でも記述しておりますが、今回の問題点のポイントは○○○建物群4棟の内○○○の外壁タイル剥離現象が異常な数値を示していることであると云う事実と、外壁タイル剥離部位が梁下部分と云う特定の部位で異常発生しているという 事実並びに、外壁タイル剥離現象は外壁タイルと接着モルタルの界面ではなく、多くが躯体コンクリートと下地モルタル界面との間に発生しているという事実があります。 又、この現象は○○○だけに留まらず、発生部位は○○○に比べれば少ないが他の棟においても発生しております。          

特に妻壁部分の外壁タイルが、モルタル下地部分(躯体コンクリートと下地モルタルとの界面)から剥離して剥落寸前の様相を呈している処もありました。

万一、この部分が剥落して通行中の第三者に落下して危害(損害)を与えてしまったという事になれば、○○○管理組合法人としても重大な過失としての責任は免れません。・・・・

研究・論文一覧

既存建築物のタイル外壁調査と調査結果判断について(社団法人タイル業協会)

外壁タイル剥離問題に関する報告書

【参考】紛争解決の為に参考にした研究・論文一覧はこちら

・外壁タイルの剥離と施工者の責任 高嶋卓(大坂地方裁判所判事)

外壁タイルの剥離3%以上なら「不法行為責任」も(九鬼正光弁護士)

・防水ジャーナル (誤解を招くタイル浮き率指標-その1その2

正常な施工であればタイルの浮きや剥離は、0.2%/年の指標が妥当

建物の基本的安全性の瑕疵に関する 不法行為責任について ── 最判平成19年7月6日及び同平成23年7月21日を契機として ── 

「建物としての基本的な安全性を損なう瑕疵」 (最判平成23年7月21日)

参考判例

平成23年7月21日

別府マンション事件(最高裁 平成21(受)1019 損害賠償請求事件  判決日:平成23年07月21日) 「建物としての基本的な安全性を損なう瑕疵」には,放置するといずれは居住者等の生命,身体又は財産に対する危険が現実化することになる瑕疵も含まれる。

戸建住宅対応

・住宅新築設計・施工・監理に関する紛争

<建築請負契約・売買契約・リフォーム契約トラブル>

・戸建新築請負契約の解除に関する紛争

・注文住宅の新築工事代金支払いに関する紛争

・住宅リフォーム工事の解約に関する紛争

・建築条件付の土地売買契約と工事請負契約に関する紛争

・新築工事請負契約に関する紛争

・住宅の外壁工事の解約に関する紛争

・戸建住宅の新築請負契約の解除に関する紛争

・注文住宅の新築工事代金支払いに関する紛争

・工期内に完了しなかった外構工事等の解約に関する紛争等

相談解決事例(一部)

相談日 相談内容 物件住所 構造 戸数 竣工年月日
2015/03 外壁タイル剥離 東京都昭島市 鉄筋コンクリート 527 2002/2
2018/07 外壁タイル剥離 東京都杉並区 鉄筋コンクリート 55 2006/8
2018/08 外壁タイル剥離 東京都東久留米市 鉄筋コンクリート 23 2006/6
2020/07 外壁タイル剥離 東京都足立区 鉄筋コンクリート 101 2008/11
2021/07 外壁タイル剥離 広島県広島市 鉄筋コンクリート 14 2006/3
2021/07 外壁タイル剥離 東京都板橋区 鉄筋コンクリート 30 2008/4
2021/07 外壁タイル剥離 東京都足立区 鉄筋コンクリート 56 2008/3
2021/11 外壁タイル剥離 東京都足立区 鉄筋コンクリート 35 2017/8

*表にある解決実績は、販売会社・施工会社が責任を認めた事案です。

「日住検」その他対応事例

(令和3年1月21日)

アーカイブズ(スルガ銀行問題事案原点)

かぼちゃの馬車オーナー76人、スルガ銀行に返済停止を通知

スルガ銀行「当面は法的手段を取らない」

2018.2.27
https://www.rakumachi.jp/news/column/218558

アーカイブ(スルガ銀行問題事案)②

スルガ銀行不正融資事件 ――濡れ手に粟の黒幕と仲介業者はいまだ野放し(2020/10/28)

https://uchicomi.com/uchicomi-times/category/topix/main/13899/